【 継続 】継続は力なり
単年度では効果を判断し難い有益性の高い事業、
会員相互のネットワーク構築に寄与する事業

【 経験 】学問なき経験は経験なき学問に勝る
会員の視野拡大・判断力向上する機会を提供する事業、
会員の活性化と相互理解に貢献する事業

【 啓発 】憤せざれば啓せず、排せざれば発せず
会員が資質向上する機会を提供する事業、
会員に気付きを与える事業

長岡商工会議所青年部は、商工会議所の活動の一翼を担い、地域経済をリードする非常に重要なポジションにあります。また、ご卒業されたＯＢの方々や会員の皆様のお陰で、昨年１１月には創立１０年を迎え、青年部の伝統や文化が築かれ継承されています。

現在の日本は東日本大震災による地震、津波による災害とその後の原発事故による放射線被害により、経済情勢は経験したことのない危機的な状況が続いています。そのような状況ではありますが、１６０余名もの青年経済人を有する私たち長岡商工会議所青年部は、創立以来の事業活動を通じて得た豊富な人的ネットワークや経験を活かし、各々の会社を継続発展させ、その経営を磐石なものとしたうえで、次世代の「活力ある長岡経済界の構築」に繋がる活動に努めることが必要であると考えます。また、経営者は、常に変わっていくことも必要です。なぜならば経営者の成長のストップが会社の成長のストップを意味するからです。「自己変革は、人間関係によってもたらされる」自己変革とは自分に気付き、自分を変えていくことです。

昨年度は、ハンドブックや市場だよりが発行され、会員相互の連携に繋がる事業が実行されました。今年度は、これらの事業は継続しつつ、次の１０年への発展に向けて踏み出す期間として捉え、会員一人ひとりが啓発しあい、物事の価値観や判断基準を広げられる経験をする事業や、長岡商工会議所青年部の魅力を地域に発信する斬新的な事業を展開したいと考えます。

長岡商工会議所青年部　会長
松野 卓和